1歳児は日々めまぐるしく成長し、体や脳が新しい刺激を求めています。しかし、外出できない日や長時間の外遊びが難しいとき、「室内でどうやって遊ばせればいいの?」と悩む親御さんも多いでしょう。そこで本記事では、家にあるもので簡単にでき、安全で楽しい室内遊びを25個厳選しました。運動不足を解消する体を使った遊び、指先や感覚を育てる知育遊び、親子で笑顔になれるコミュニケーション遊びまで幅広くご紹介します。特別な道具は不要、準備はほぼゼロ。思い立ったらすぐ始められるので、今日からの室内遊びのレパートリーにぜひ加えてください。
1歳児におすすめ!安全で簡単にできる遊び
スポンジブロックで積み木遊び
1歳児はまだ手先の動きや力加減が発達途中ですが、この時期は「掴む」「積む」「壊す」といった単純な動作が脳と体の成長に大きく関わります。そのため、安全性と扱いやすさを兼ね備えたスポンジブロックはとてもおすすめです。木製積み木はカチカチと音がして魅力的ですが、1歳児が高く積んだ後に勢いよく崩したとき、床や家具を傷つけたり、大きな音でびっくりさせてしまうことがあります。スポンジブロックなら軽くて柔らかく、ぶつかっても痛くなく、崩れるときも静かです。最初は「積む」より「崩す」ほうが楽しい年齢なので、親が数個積んで「どーん!」と崩して見せましょう。何度も繰り返すうちに、子どもは自然と積みたくなります。遊びの中で「赤いブロックの上に青いブロックを置こう」「四角いのと丸いの、どっちにする?」など色や形を取り入れた声かけをすれば、言葉の理解や色彩感覚も伸びます。また、積み終わった後は一緒に片付けの時間を作り、「赤は赤の箱に」「青は青の袋に」と色分けしながら片付けることで整理整頓の習慣も芽生えます。忙しい日でも準備や片付けが簡単で、短時間でも満足感のある遊びができるため、雨の日や外出できないときの強い味方になります。
タオルを使ったいないいないばあ
「いないいないばあ」は赤ちゃん時代から人気の遊びですが、1歳になるとアレンジ次第で知育要素も加えられます。用意するのは柔らかいタオルやガーゼ。まずは親が顔を隠して「いないいない…ばあ!」と見せるシンプルな形から始めます。次に、ぬいぐるみやお気に入りのおもちゃをタオルで隠し、「あれ?どこかな?」と探す演出を加えると、物が隠れても存在しているという“物の永続性”を学べます。さらに、タオルをマントやスカーフのようにして「変身ごっこ」を取り入れると、想像力も刺激されます。遊びながら「どこにいるかな?」「見つかった!」と声をかければ、語彙も自然に増えます。安全面では、タオルを首に巻きつけないよう注意し、常に大人がそばで見守ることが大切です。
柔らかボールでキャッチボール
キャッチボールは単純ですが、投げる・受ける・追いかける動作が自然に体力を育てます。1歳児には布やスポンジの柔らかいボールを使い、まずは近距離で転がし合うことからスタートします。最初はキャッチができなくても問題なく、ボールを拾って親に返すだけでも十分な運動になります。慣れてきたら少し距離を伸ばして、ふんわり投げ合いにも挑戦。ボールの色や模様を話題にして「赤いボール来たよ!」などと声をかけると、色や形の認識力も育ちます。また、「次は○○ちゃんの番!」と交互に遊ぶことで、順番を守る社会性も身につきます。転がす・投げる・渡すという一連の動きが自然と体に染み込み、協調運動能力の発達にもつながります。
お手玉で投げっこ
お手玉は手のひらに収まりやすく、握る・放す動作の練習にも最適です。1歳児向けには、誤飲防止のため中身がスポンジや綿でできた軽いタイプがおすすめです。遊び方は、手に持ってポンと床に落とす、軽く投げて親に渡すなどシンプルなものでOK。慣れてきたら「赤いお手玉だけ集めよう」と色分け遊びに発展させたり、「何個投げられるかな?」と数を数えることで、色や数字の学びにもなります。複数のお手玉を使って的当てゲームにすると、集中力や狙う力も育ちます。遊び終わったらバケツや袋に「ポイッ」と入れる片付け遊びを加えると、整理整頓の習慣も自然に身につきます。
ペットボトルシャカシャカ遊び
空のペットボトルにビーズや乾燥パスタ、米などを入れ、しっかりフタを閉めれば手作り楽器の完成です。振ると「シャカシャカ」「カラカラ」と音が鳴り、視覚と聴覚を同時に刺激します。中身の素材や量を変えると音の高さや響き方が変わるため、「こっちはカラカラ、あっちはコロコロ」と音を聞き分ける遊びもできます。音楽に合わせて振るとリズム感も育ちますし、透明のボトルなら中身の動きが見えて視覚的にも楽しいです。複数本作って、色水と組み合わせれば見た目も鮮やかで子どもの興味を引きます。安全のため、フタは接着剤やテープで固定し、誤って開かないように必ず確認しましょう。
おうちでできる感覚遊び
ジップロックにカラフルゼリーを入れて触感遊び
1歳児は「触る」「押す」「握る」などの感覚遊びを通して、脳にたくさんの刺激を受け取ります。そのため、色と感触の両方を楽しめる「カラフルゼリーのジップロック遊び」はとてもおすすめです。準備は簡単で、市販のゼリーや寒天を赤・青・黄など鮮やかな色に分け、小さく切ってジップロックに入れるだけ。袋の口をしっかり閉めれば、押すとプルプル揺れる感触やひんやりした温度を楽しめます。遊びの際は必ず大人がそばに付き添い、袋が破れないように注意しましょう。袋越しにゼリーをつぶす動作は指先の力を鍛え、色を見ながら「赤はどこかな?」と探すことで色彩感覚も育ちます。また、複数の袋を用意して並べ、「赤と青を押してみよう」「順番に押そう」など簡単な課題を入れると集中力もアップします。袋の中身はゼリーの代わりにジェルビーズや水を使ってもOKですが、誤飲防止のため必ず袋を閉じて遊びましょう。この遊びは短時間でも楽しめるうえ、静かに遊べるのでお昼寝前や雨の日の落ち着きタイムにもぴったりです。
コップと水で色水遊び
室内でもちょっとした工夫で楽しい水遊びができます。プラスチックコップや計量カップに水を少量入れ、食紅や水性絵の具で色をつけると、きれいな色水の完成です。赤・青・黄の3色を用意し、「赤と青を混ぜたら何色になるかな?」と問いかければ、色の変化に驚きと喜びが生まれます。1歳児はまだ水の扱いが難しいため、テーブルにビニールクロスを敷くかお風呂場で遊ぶと安心です。コップからコップへ水を移す作業は、手首や指先の動きを鍛えるだけでなく、目で見た量を調整する力も育てます。スプーンやお玉など道具を変えると、同じ遊びでも新鮮さが増します。氷を入れて「冷たいね!」と温度の違いを感じさせたり、透明な容器で光に透かして色を見たりと、発展的な遊び方も可能です。使用する色材は誤飲しても安全な食紅がおすすめです。
フェルト布で色合わせ
フェルトは柔らかく温かみのある素材で、小さな手にもやさしいため、1歳児の感覚遊びにぴったりです。赤・青・黄・緑など数色を用意し、小さくカットして「同じ色を集める」ゲームをしてみましょう。親が同じ色を持って見せ、「これは赤だね、同じ赤はどこかな?」と声をかけると、色の識別力が高まります。フェルトは滑りにくいので、テーブルや床で並べても散らばりにくく、遊びやすいのも魅力です。さらに、丸や三角などの形に切れば形合わせ遊びにも発展します。遊びながら色や形を学び、指先を使うことで脳の発達もサポートできます。片付けは色ごとに小箱や袋に入れると整理整頓の習慣づけにもつながります。誤飲防止のため、パーツは大きめサイズで用意し、必ず大人が見守りましょう。
穴あきボードに棒通し
棒通しは、1歳児の手と目の協調動作や集中力を養う遊びです。市販の穴あきボードを使ってもよいですが、厚紙や発泡スチロールに穴を開け、ストローや割りばし(角を丸めた安全仕様)を棒にしても手作りできます。最初は大きな穴に短い棒を通す簡単な形から始め、慣れてきたら穴を小さくしたり棒を細くして難易度を上げましょう。「1本通せたね!じゃあ次は何本かな?」と声をかけながら数を数えることで、数字への興味も引き出せます。棒の色や模様を変えると視覚的にも楽しく、飽きにくくなります。材料費がほとんどかからず、収納もコンパクトなので、日常的に取り入れやすい遊びです。
米や小豆で簡単お砂場ごっこ
外に行けない日でも、家の中でお砂場気分を味わえるのが「米や小豆のお砂場ごっこ」です。大きめのトレーや浅い容器に米や小豆を入れ、スプーンや小さなカップを用意します。すくう・入れる・こぼすといった動作を繰り返すことで、手先の器用さや集中力が育まれます。カップにいっぱい入れたら「いっぱいになったね」、こぼしたら「ざーっと落ちたね」と言葉を添えることで、動作と言葉を結びつけられます。誤飲の心配がある場合は、大きめのパスタやビー玉サイズのプラスチックボールなどを使い、必ず大人がそばで見守りましょう。床には新聞紙を敷くと片付けが簡単になり、短時間で用意できる点も魅力です。
運動不足解消!体を使った遊び
椅子トンネルくぐり
家の中でもダイナミックに体を動かせる遊びとしておすすめなのが「椅子トンネルくぐり」です。ダイニングチェアやローテーブルを並べ、その下をトンネルに見立てます。椅子の間隔を少し空け、毛布やバスタオルをかければ、本格的なトンネルが完成します。1歳児は狭くて暗い空間を探検するのが大好きで、出口が見えると「行ってみよう!」という気持ちが湧きます。親が出口で「こっちだよ〜」と声をかけると、大喜びで何度もくぐります。この遊びは腕と足を同時に動かす全身運動で、バランス感覚や筋力の発達を促します。出口にお気に入りのぬいぐるみやボールを置くと、ゴールにたどり着く達成感も味わえます。安全のため、椅子がぐらつかないよう固定し、角張った家具や倒れやすい物を近くに置かないようにしましょう。
マットの上でごろごろ転がる
大きめのジョイントマットや布団を敷き、その上で自由に転がるだけのシンプルな遊びですが、1歳児にとってはとても楽しい全身運動です。転がる動作は体幹を鍛え、バランス感覚を養います。親が隣で一緒に転がると、まねっこをしようとする意欲が生まれ、より活発に動くようになります。両手を伸ばして転がったり、足を抱えて丸くなって転がったりと、バリエーションを加えるとさらに盛り上がります。布団の端を少し高くして坂道を作ると、自然に転がる動きになり、子どもは笑いながら何度も挑戦します。周囲に硬い家具や危険な物がないスペースを確保し、思いきり動ける環境を整えることが大切です。
クッションステップ遊び
クッションや座布団をいくつか床に並べ、それを足場にして渡っていく遊びです。ふかふかした不安定な足場は、足首や膝のバランス感覚を養うのに最適です。最初は1〜2個から始め、慣れてきたら数を増やしたり間隔を空けて難易度を上げます。「赤いクッションだけ通ってね」など色を指定するルールを加えると、判断力や集中力も育まれます。さらに、途中にジャンプポイントを作ればジャンプ力も鍛えられます。安全面では、クッションが滑らないよう配置し、周囲に硬い家具を置かないことが重要です。
風船を天井にぽーん
風船遊びは1歳児が夢中になる運動のひとつです。特に「天井にぽーん」と弾ませる動きは、全身を大きく使うため運動不足解消に効果的です。風船はゆっくり落ちてくるので、子どもが何度も追いかけて手を伸ばす動きが自然に生まれます。「赤い風船を触ってみよう」などテーマを決めると集中力もアップします。静電気で壁や天井に貼り付けるアレンジも面白く、笑いが絶えません。割れにくい厚手の風船を使い、尖った物や熱源の近くでは遊ばないようにしましょう。
親子で動物ごっこ
動物の動きをまねして歩き回る遊びは、運動と想像力の両方を刺激します。「うさぎさんみたいにぴょんぴょん」「くまさんみたいに四つん這い」など、動物の名前と動きを結びつけて伝えると、子どもはすぐに覚えてくれます。鳴き声も一緒にまねすると、発声練習にもなります。部屋の中にスタートとゴールを作り、いろいろな動物になって進むミニサーキットにすると、長時間飽きずに遊べます。安全確保のため、家具を移動させて広いスペースを用意しましょう。
音やリズムで楽しむ遊び
手作りマラカスでリズム遊び
1歳児は自分の動作で音が鳴ることに大きな喜びを感じます。手作りマラカスは材料も手軽で、遊びながらリズム感や聴覚の発達を促せます。作り方は簡単で、小さなペットボトルやプラスチック容器にビーズや乾燥パスタ、米などを入れ、フタをしっかり固定するだけ。中身の種類や量を変えると、音の高低や響き方が変わるので、複数作って聞き比べをしても楽しいです。最初は親がゆっくりと一定のテンポで振り、その後、速く・遅くのリズムを試すと、子どもも自然に動きを変えてきます。お気に入りの童謡や手遊び歌を流しながら一緒に振れば、音楽に合わせる感覚が養われます。安全面では、中身がこぼれないように接着剤やテープでしっかり封をすることが必須です。
太鼓やお鍋で叩き遊び
「叩く」という行為は1歳児が夢中になりやすい動きです。お鍋やボウル、空き缶(安全加工済み)などを太鼓代わりにして、木べらやスプーンをバチとして使います。叩く強さや場所によって音が変わるため、音の違いに気づく良い機会になります。親子で交互に叩く「リズムのやり取り」もおすすめで、「トントントン」「タンタタン」など口でもリズムを表現すると、言葉と音の関係が結びつきます。複数の鍋や容器を用意すれば、音階のような遊び方も可能です。音が響きやすいので、遊ぶ時間や場所を考慮しながら取り入れましょう。
音楽に合わせて体を揺らす
音楽がかかると自然に体を動かすのは、1歳児の本能的な反応です。立って左右に揺れる、座って手を振るなど、動き方は自由で構いません。親が同じ動きをして見せると、まねをしようという意欲が湧きます。曲の速さやリズムによって動きを変えることは、リズム感や聴き分けの力を伸ばします。また、曲が止まったら動きを止める「ストップ&ゴー」ルールを加えると、集中力と反応の速さも鍛えられます。お気に入りの曲を何曲か用意し、日によって変えると飽きずに続けられます。
歌に合わせて拍手
拍手は単純ですが、リズム感や手の動きを育てる基礎になります。手遊び歌や童謡に合わせて「パンパン」と手を打つだけで、子どもは笑顔になります。「大きくパン!」や「小さくパン!」と強弱をつけると、音の変化に気づきやすくなります。親子で向かい合って行うことでアイコンタクトが増え、コミュニケーションの時間にもなります。拍手は特別な道具が不要なので、外出先やちょっとした待ち時間にも取り入れやすい遊びです。
鈴やベルで音探し
鈴やベルは小さな力でも澄んだ音が鳴るため、1歳児でも簡単に扱えます。持ちやすいハンドベルや鈴入りぬいぐるみを用意し、音が鳴った方向を探す「音探しゲーム」をしてみましょう。親が鳴らして「どこから音がするかな?」と問いかけ、見つけたらたくさん褒めます。複数の鈴を用意して音の高さや大きさを比べると、聴き分けの力も育ちます。誤飲防止のため大きめサイズを選び、必ず大人が付き添って遊びましょう。
知育にもなるおうち遊び
積み木で高く積もう
積み木は1歳児の知育において王道の遊びですが、ただ積むだけでなく「より高く積む」という目標を設定することで、集中力やバランス感覚をさらに高められます。最初は2〜3個を積むだけでも十分で、成功体験を積み重ねることが大切です。崩れたときは「どーん!」と声をかけて笑い合い、失敗を楽しい経験として受け止められるようにします。積み木は色や形が豊富なので、「赤の次は青」「四角の上に丸を置こう」など、色彩や形状の認識を促す声かけを取り入れると学びの効果が高まります。素材は木製やスポンジ、布製などさまざまですが、1歳児には軽くて持ちやすいものがおすすめ。片付け時に色や形で仕分けを行えば、整理整頓の習慣づけにもつながります。遊びの時間は5〜10分から始め、徐々に集中時間を伸ばすとよいでしょう。
大きな紙にお絵描き
自由なお絵描きは、創造力を育てると同時に手首や腕の動きを鍛える運動にもなります。模造紙やロール紙を床いっぱいに広げ、クレヨンや色鉛筆で自由に描かせましょう。大きな紙を使うことで、手全体を大きく動かしながら描く経験ができ、後の文字書きの基礎にもつながります。1歳児はまだ具体的な形は描けませんが、ぐるぐる線や点を描くこと自体が重要です。「長い線が描けたね」「青い丸ができたね」と言葉でフィードバックすることで、表現したものと名前が結びつきます。汚れ防止には新聞紙やレジャーシートを敷くと安心です。親子で同じ紙に描けば、会話も弾みコミュニケーションの時間にもなります。
絵本の読み聞かせ
絵本は言葉や感情、想像力を育てる最高の教材です。1歳児には、カラフルでシンプルな絵や、繰り返しのフレーズが多い本がおすすめです。読み聞かせでは、抑揚をつけたり登場人物の声を変えたりして、子どもの興味を引きます。ページをめくる動作を子どもに任せることで、手先の発達も促されます。読み終えたら「どんなお話だったかな?」と簡単に振り返ると、記憶力や理解力が育ちます。お気に入りの絵本を繰り返し読むことは、言葉の習得にも効果的です。1日5分でも継続することが大切です。
型はめパズル
型はめパズルは形の認識力や空間把握力を育てる遊びです。1歳児向けには、パーツが大きく角が丸い安全設計のものを選びましょう。最初は親がはめる様子を見せ、「これは丸、どこに入るかな?」と声をかけながら渡します。成功したら大げさに褒めてあげることで、自信とやる気が高まります。色や形の名前を繰り返し伝えることで語彙も増えます。少し慣れたらパーツの数を増やしたり、時間を計るなどゲーム性を加えても楽しめます。
洗濯ばさみで色分け遊び
洗濯ばさみは指先の力を鍛えるのに効果的です。赤・青・黄などのカラフルな洗濯ばさみと同じ色の紙や布を用意し、色ごとにつける遊びをします。「赤は赤の紙に」「青は青の布に」と指示を出すことで、色の識別力が養われます。つまむ・離す動作は鉛筆を持つための基礎的な筋力トレーニングにもなります。誤って口に入れないように必ず見守り、遊び終わったら一緒に片付けまで行うことで、整理整頓の習慣も身につきます。
まとめ
1歳児との室内遊びは、安全性を確保しながらも、成長に必要な運動・感覚・知育の要素を取り入れることができます。本記事で紹介した25個の遊びは、特別な準備がいらず、家にあるもので始められるものばかりです。スポンジブロックやお手玉のような道具遊びは手先の発達を促し、風船やクッションステップは運動不足を解消します。また、色水遊びやフェルトの色合わせは感覚や色彩認識を鍛え、絵本の読み聞かせや型はめパズルは知育効果も高いです。遊びの中で「色」「形」「順番」「音」などさまざまな要素を繰り返し経験させることで、1歳児は自然に学びを深めます。最も大切なのは、遊びを通じて親子が笑顔で過ごす時間を持つこと。毎日の少しの工夫で、子どもの成長と親子の絆を同時に育てられます。