「ニューボーンフォトを撮りたいけど、カゴなんて持ってない…」と悩んでいませんか?
実は、特別な撮影グッズがなくても、自宅にあるアイテムだけで十分にプロ級の仕上がりが実現できるんです!
この記事では、「ニューボーンフォト カゴ 代用」をテーマに、赤ちゃんの安全を守りながら、見た目もSNS映えする撮影テクニックやおすすめアイテムを徹底解説。
身近な道具で叶う、おしゃれで愛おしい写真の撮り方を、人気インスタグラマーの事例や具体的なアイデアと共にご紹介します。
「カゴがなくても、こんなに可愛く撮れるんだ!」ときっと感じていただける内容になっています。
今だけの小さな姿を、あなたらしい形で残してみませんか?
おしゃれママ必見!カゴがなくても可愛い写真が撮れる理由
ニューボーンフォトの基本スタイルとは
ニューボーンフォトとは、生後2週間前後の新生児の姿を記録する特別な写真です。この時期の赤ちゃんはまだお腹の中にいたときのように丸く、小さく、眠っている時間が長いため、独特のポーズや雰囲気での撮影が可能です。一般的にはシンプルな背景に包まれたり、ふわふわの布に寝かされたり、カゴやバスケットに入れられた状態で撮影されることが多いです。海外発祥のスタイルで、最近では日本でも多くの家庭がこの記念撮影を行うようになりました。
撮影のポイントは「清潔感」「柔らかさ」「安全性」です。赤ちゃんはとてもデリケートなので、肌に直接触れる布やクッションは清潔でやさしい素材を使う必要があります。また、背景がごちゃごちゃしていると赤ちゃんが目立たなくなるため、ナチュラルカラーで統一するとプロっぽい仕上がりになります。
つまり、ニューボーンフォトの基本スタイルとは「安全で、シンプルで、赤ちゃんが主役の空間を作ること」。そのため、必ずしもカゴがなければいけないというわけではなく、カゴがなくても十分素敵な写真を撮ることができるのです。
カゴを使う理由と人気の背景
ニューボーンフォトでカゴがよく使われる理由は、その「包まれる感」と「構図のまとまりの良さ」にあります。カゴに赤ちゃんを入れることで、赤ちゃんが中心に見えやすくなり、視線を自然に集める構図が作りやすくなります。また、ナチュラル素材のカゴはインテリア的にも温かみがあり、どんな背景にも馴染みやすいのが特徴です。
さらに、欧米のニューボーンフォト文化からの影響もあり、多くの海外のフォトグラファーがカゴを使っているため、SNSなどでその写真を見て「可愛い!真似したい!」と思うママが多くなったのも理由のひとつです。実際に、PinterestやInstagramでは「#newbornbasket」などのハッシュタグで多くの写真がシェアされています。
しかし、実際にはカゴを使うことで赤ちゃんの姿勢が安定しにくくなることもあり、撮影には注意が必要です。とくに底が硬かったり、深すぎるカゴは危険を伴う場合もあります。プロのフォトグラファーは安全性を確保するために中にクッションを入れたり、赤ちゃんの下にパッドを仕込むなどの工夫をしています。
つまり、カゴが人気な理由は「見た目のおしゃれさ」と「写真構図の安定感」ですが、安全性と代替手段をしっかり知っておくことで、カゴがなくても素敵な写真を撮ることは十分可能です。
カゴがない場合の注意点
カゴが手元にない場合、代用品でニューボーンフォトを撮ることはもちろん可能ですが、いくつかの注意点があります。最も大切なのは「赤ちゃんの安全を確保すること」です。たとえば収納ボックスや段ボール、帽子箱などで代用する場合、底が安定しているか、中にクッションがしっかり入っているか、赤ちゃんが転がる心配がないかを必ず確認しましょう。
また、サイズ感も重要です。カゴは赤ちゃんがぴったり収まるサイズにすることで「包まれ感」が出ますが、大きすぎる代用品を使ってしまうと赤ちゃんが小さく見えてしまい、構図的にもバランスが悪くなります。逆に小さすぎても赤ちゃんが窮屈で危険です。代用品を選ぶ際には、赤ちゃんが心地よく収まる大きさかどうかを基準にしましょう。
さらに、見た目のバランスを整える工夫も大切です。布やフェイクファーなどを上手に使い、ナチュラルな雰囲気を演出することで、カゴがなくても十分におしゃれな写真になります。背景や敷物もナチュラルカラーで統一することで、代用品でも違和感のない仕上がりになります。
つまり、カゴがない場合でも「安全性」「サイズ感」「見た目の工夫」の3つを意識することで、満足度の高いニューボーンフォトを撮ることが可能です。
カゴの代わりになるアイテムの特徴
カゴの代用品として使えるアイテムにはいくつかの共通する特徴があります。それは「柔らかい雰囲気を演出できること」「サイズが赤ちゃんに合っていること」「赤ちゃんの安全が確保できること」の3つです。
まず、柔らかさ。カゴは自然素材やナチュラルな色合いで構成されているため、写真全体にあたたかみを与えてくれます。代用品もそれに近い素材感や色味を持つものであれば、同様の雰囲気が作れます。たとえばウール素材のバスケット、フェルト素材のボックス、木製のケースなどはおすすめです。
次にサイズ感。赤ちゃんが横になったときに余裕がありすぎると小さく見えてしまいますし、きつすぎると危険です。頭から足までがぴったり入るくらいの大きさが理想です。さらに高さも重要で、あまり深すぎない方が撮影しやすく、赤ちゃんも安心して眠れます。
そして安全性。底が平らでしっかりしていて、倒れにくい構造のものを選ぶことが大切です。また、赤ちゃんの下に敷くクッションやタオルは清潔でやわらかいものを使い、直接硬い部分が当たらないようにします。
このように、カゴの代わりとなるアイテムは「見た目」よりも「安全性とサイズ感」が重要です。そこを満たした上で、自分好みのデザインを選ぶと満足度の高い仕上がりになります。
自宅で準備できる身近なアイテムとは?
実は、カゴの代わりになるアイテムはわざわざ買わなくても、家の中にあるもので十分まかなえることが多いです。たとえば、クッション、毛布、収納ボックス、洗濯カゴ、帽子箱、段ボールなどがその代表です。これらに柔らかい布やブランケットをかぶせることで、ナチュラルで可愛い雰囲気を簡単に演出できます。
また、リビングに置いてあるクッションを複数重ね、その上にふわふわの毛布を敷くだけでも、赤ちゃんが心地よく眠れる「小さなステージ」を作ることができます。収納ボックスや段ボールなどは、中にバスタオルやブランケットを敷き詰めることで赤ちゃんの体を支え、安全性も確保できます。
帽子箱やギフトボックスなど、丸みのあるデザインの箱を使うと、まるでカゴのような雰囲気を演出できておすすめです。ナチュラルカラーの箱や、木目調の素材であれば写真映えもばっちりです。
つまり、自宅にあるもので「安全・やわらか・安定感」の3つを満たすことができれば、特別なカゴがなくても十分可愛くてプロっぽいニューボーンフォトが撮れるのです。
身近なアイテムで代用!カゴの代わりになるおすすめグッズ
編みカゴのように見せるバスタオルアレンジ
赤ちゃんの柔らかさやぬくもりを演出するために最適なのが、バスタオルを使ったアレンジ方法です。一見シンプルですが、ちょっとした工夫でナチュラル感のある「カゴ風」の雰囲気に仕上げることが可能です。やり方はとても簡単で、まずはバスタオルを2枚用意します。1枚は床に広げて背景や土台に使い、もう1枚はクッションなどを包むように巻いて丸い形に整えます。その上にさらにブランケットを重ねると、赤ちゃんを包むふわふわベッドのようになります。
ここでポイントなのが、バスタオルの色味です。白やベージュ、淡いグレーなどのナチュラルカラーを選ぶことで、写真全体が優しくまとまります。また、表面がふわっとしたタオル地は赤ちゃんの肌にも優しく、見た目も柔らかく映るため、まるで本物のカゴに入っているように見せることができます。
さらに、タオルの中に丸めたブランケットやクッションを仕込んで高さや形を調整すると、立体感が出て写真映えが良くなります。タオルをうず巻き状にすることで自然なフレームができ、赤ちゃんを中心に目線が集まりやすくなります。
この方法は、どの家庭にもある道具だけで手軽にできるうえ、片付けやすく、アレンジもしやすいのでとても人気があります。プロのフォトグラファーでも、自宅撮影プランではこの方法を活用することがあるほどです。
ベビーベッドやクーファンを使ったアイデア
ベビーベッドやクーファンも、ニューボーンフォトにおいてカゴの代用品として非常に優秀なアイテムです。特にクーファンは、持ち運びができるうえ、赤ちゃんがすっぽりと入るちょうどいいサイズ感があるため、写真に自然な「包まれ感」を与えてくれます。また、もともと赤ちゃん用に作られたものなので、安全性の面でも安心です。
クーファンは見た目もナチュラルでおしゃれなものが多く、素材もラタンや布製など様々あります。中にブランケットやぬいぐるみを入れて、柔らかくふわふわに仕上げることで、まるでスタジオで撮影したかのようなクオリティになります。特にホワイトや生成り色のクーファンは背景にもなじみやすく、赤ちゃんの肌の色が引き立つので写真映えします。
ベビーベッドも同様に使えます。柵の部分が写り込まないように角度を調整して撮影することで、木製フレームがナチュラルな雰囲気を演出します。上から撮影する「真俯瞰(まふかん)」スタイルを活用すれば、ベッドの存在感が最小限になり、赤ちゃんにフォーカスが当たります。
ベビーベッドのマットレスの上にふわっとした毛布やタオルを敷き、その上に赤ちゃんを乗せるだけでも立派な撮影スポットになります。安全性を確保しながらおしゃれな写真が撮れるこの方法は、特に準備の手間をかけたくないけれど可愛く撮りたいというママにおすすめです。
帽子箱や収納ボックスを使う方法
帽子箱や収納ボックスは、手軽に手に入れられるうえ、アレンジ次第でとても可愛いニューボーンフォトの背景になります。特に丸形の帽子箱は、カゴとよく似た「包まれ感」が出るため、カゴの代用品としてはかなりおすすめです。布やフェイクファーを内側に敷くだけで、簡単にふんわりとした雰囲気を作ることができます。
まず、帽子箱を使う場合は底がしっかりしていて安定感のあるものを選びましょう。赤ちゃんが動いたときにぐらつくようでは危険です。内側にタオルやクッションを敷き、さらに赤ちゃんの体が沈みすぎないように高さ調整をするのがポイントです。
一方で収納ボックスを使う場合も、木製や布製のものを選ぶと写真の雰囲気にマッチしやすくなります。100均や無印良品、ニトリなどでも可愛いボックスが手に入るので、コストを抑えながらおしゃれな撮影が可能です。特に淡いカラーやウッド調のボックスは、赤ちゃんの肌の色味と相性が良く、自然な色合いになります。
ボックスの外側にレースやガーランドを飾ったり、名前のガーランドを貼ってオリジナリティを出すのもおすすめです。背景に同系色の布を使えば、全体的に統一感のある仕上がりになります。赤ちゃんを中心に引き立たせる構図が簡単に作れるのも魅力です。
こうしたアイテムは使い終わった後も収納として再利用できるため、撮影後の無駄もありません。
スーツケースやトランク風ボックスの活用法
ちょっとアンティークな雰囲気のあるニューボーンフォトを撮りたいなら、スーツケースやトランク型のボックスを使うのがとてもおすすめです。特に木製やレザー風のトランクは、まるで海外の雑誌に出てくるようなおしゃれな雰囲気を簡単に演出でき、他とはひと味違う写真が撮れます。実際にインスタグラムなどでも、ヴィンテージ風のスーツケースを使って赤ちゃんを撮影している事例は多く、センスの良さが際立つ演出として人気があります。
この方法を使う際には、まず安全性をしっかり確保することが大前提です。スーツケースの内側は硬くて角ばっていることが多いので、厚めのクッションやブランケットを底に敷き詰めて、赤ちゃんが快適に寝られるように調整しましょう。赤ちゃんの頭と体が安定するようにタオルでくぼみを作ったり、背中を少しだけ高くするなどの工夫もポイントです。
トランクの蓋は倒れてくると危険なので、必ず開いたまま固定するか、必要であれば取り外して使いましょう。撮影中は絶対に目を離さず、大人がすぐそばにいることも大切です。
見た目の工夫としては、トランクの中にレース素材やガーゼケットを敷くとふんわり感が出て、硬い印象を中和できます。また、周囲にドライフラワーや古本、小物を配置すると、世界観がより一層引き立ちます。季節ごとに演出を変えてみても素敵で、春なら花、秋なら落ち葉や木の実などと合わせると、オリジナリティのある1枚に仕上がります。
スーツケースやトランク風ボックスは収納にも使える実用的なアイテムですが、ちょっと工夫するだけでプロ顔負けの撮影小道具に早変わりします。
大きめのクッションや布団も活躍!
「わざわざ何かを買い足すのはちょっと…」という方にぴったりなのが、大きめのクッションやお布団を使ったニューボーンフォトの方法です。自宅にすでにあるもので安全かつ手軽に可愛い写真が撮れるうえ、赤ちゃんが一番安心する柔らかい空間を作りやすいのが魅力です。
具体的な方法としては、まず敷布団やベッドの上にクッションやブランケットを重ねて、ふんわりとした土台を作ります。その上にさらにバスタオルやおくるみを敷き、赤ちゃんを真ん中に寝かせるだけ。クッションを丸く配置して円形の形にすると、カゴに入っているような「包まれ感」を演出できます。
ここで大事なのは、「高さのバランス」と「色の統一感」。ふかふかすぎて赤ちゃんが沈んでしまうと危険なので、クッションの高さを調整したり、頭側を少し高くして撮影する角度に工夫をするとより綺麗に仕上がります。クッションや布団の色は、白やベージュ、ライトグレーなど、肌なじみの良い色味を選ぶことで写真が明るく、赤ちゃんの表情も引き立ちます。
また、背景として壁が写る場合は、シーツやタペストリーを壁に掛けるだけで簡単にスタジオ風に。部屋の照明だけでは暗くなりがちなので、窓際の自然光をうまく使うとナチュラルで優しい印象になります。
安全面でもクッションや布団を使うと赤ちゃんの体をやさしく包んでくれるので、親も安心です。撮影後はそのままお昼寝タイムに移行できるというメリットもあり、赤ちゃんへの負担も少なく済みます。
このように、大きめのクッションやお布団は「安全」「手軽」「おしゃれ」の三拍子が揃った万能アイテム。初心者ママにも取り入れやすい、最も身近なカゴ代用品の一つです。
撮影のコツ!安全・おしゃれ・ナチュラルに仕上げる方法
赤ちゃんの安全が最優先
ニューボーンフォトにおいて、何よりも優先すべきなのが「赤ちゃんの安全」です。かわいい写真を撮りたい気持ちはとてもよくわかりますが、新生児は体の機能が未熟で、ちょっとした衝撃や姿勢の乱れがトラブルにつながることもあります。撮影に慣れていないご家庭では、まず「安全な環境を整える」ことを最初のステップと考えましょう。
まず、赤ちゃんを置く場所の安定性を確認してください。たとえば、収納ボックスやスーツケースを使う場合、底が滑りやすい床に置くと転倒の危険があります。できるだけ床に直置きし、下には滑り止めのマットなどを敷くと安心です。赤ちゃんの寝かせ方にも注意が必要で、頭が不自然に傾いたり、あごが胸にくっついた姿勢は呼吸を妨げる恐れがあります。首の後ろに小さく丸めたタオルを入れて支えると安定します。
また、撮影中は必ず大人が赤ちゃんのそばに付き添いましょう。とくに兄弟がいる家庭では、不意に赤ちゃんに触れてしまうことがあるため、周囲におもちゃを置かないなどの工夫も必要です。さらに、赤ちゃんの肌に直接触れる布や小道具はすべて洗濯済みの清潔なものを使いましょう。柔軟剤の香りが強すぎるものや、毛足の長すぎる素材も避けた方が無難です。
撮影に熱中してしまいがちですが、赤ちゃんの様子を常に観察することも大切です。顔色や呼吸に異変がないか確認し、機嫌が悪くなったら一旦中断して休憩しましょう。笑顔よりも眠っている写真の方が撮りやすく安全なので、授乳後すぐやお昼寝前など、眠気のタイミングを狙うとスムーズです。
ニューボーンフォトは一生の思い出になる大切な瞬間。だからこそ、まずは赤ちゃんの安全を守ることを最優先に考えた上で、撮影を楽しむことが何より大切です。
カメラアングルで「カゴ感」を演出する方法
カゴや小道具がなくても、カメラのアングルを工夫することで「まるでカゴに入っているかのような」写真を撮ることができます。特におすすめなのが「真俯瞰(まふかん)」と呼ばれる真上から撮るアングルです。これは赤ちゃんの全身を上から写す構図で、背景や寝具、小物が一緒に写り込み、セット全体の雰囲気を見せることができます。
このアングルの魅力は、シンプルな撮影場所でもプロっぽく見せられる点です。たとえば、布団の上にブランケットやタオルを丸く配置し、その真ん中に赤ちゃんを寝かせれば、真上から撮影することでまるでカゴの中に包まれているような印象になります。布の配置次第で円形やハート型など、さまざまなフレームを演出できるので、撮影前に一度カメラを構えて構図を確認してみましょう。
また、背景が写りすぎてしまうと生活感が出てしまうので、できればベッドやソファなどを使い、背景は単色の布やレースでカバーしておくと整った印象になります。明るい色味のシーツや毛布は光を反射して赤ちゃんの肌も綺麗に写るため、自然光の入る部屋での撮影と組み合わせると、写真全体がふんわり優しい雰囲気になります。
さらに、カメラがスマホでも十分です。最近のスマホは画質が高いため、無理に一眼レフを使わなくても綺麗な写真が撮れます。大切なのは光と角度、そして背景の整え方です。真上からの構図では、三脚や椅子に立つのではなく、低めの台や足元が安定した場所から撮ることをおすすめします。
このように、カメラの位置とアングルを工夫するだけで、手持ちの道具でも「カゴ風」写真は簡単に実現できます。道具よりも、視点の工夫が写真の印象を大きく左右するポイントなのです。
ライティングで雰囲気を変えるテクニック
ニューボーンフォトでプロのような仕上がりにするには、実は「ライティング(光の使い方)」がとても重要です。光の当たり方ひとつで、赤ちゃんの肌がふんわり見えたり、立体感が増したりします。逆に、光の方向が間違っていると、顔に影ができてしまったり、全体が暗く写ったりしてしまいます。
まずおすすめなのは「自然光」を使うこと。昼間の窓から差し込む柔らかい光は、赤ちゃんの肌を明るくきれいに見せてくれます。理想的なのは、カーテン越しの光や、曇りの日のやわらかい光です。直射日光は赤ちゃんの目に刺激が強すぎたり、影が濃くなりすぎるので注意が必要です。カーテンやレースでやさしく光を拡散させましょう。
撮影位置は、窓からの光が赤ちゃんの「斜め上」から当たるように配置するのがベストです。こうすることで顔の表情に自然な陰影がつき、立体感が出ます。また、赤ちゃんの顔の片側だけが明るくなりすぎないよう、反対側に白いレフ板や大きめの白い紙、バスタオルを置いて光を反射させるとバランスが良くなります。
もし自然光が入りにくい時間帯や場所で撮影する場合は、スマホのライトやLED照明などを使ってもOK。ただし直接照らすのではなく、壁や白い布に反射させて柔らかい光にするのがコツです。スマホのライトを使うときも、光源を遠ざけて間接的に当てると赤ちゃんの目にも優しいです。
ライティングの工夫次第で、同じ構図でも写真の印象は大きく変わります。光を意識することで、ふんわりとした「赤ちゃんらしい柔らかさ」が伝わる写真を撮ることができますよ。
カラーコーディネートで一気にプロ風に
写真の印象を左右するもう一つの重要なポイントが「カラーコーディネート」です。色の組み合わせを意識するだけで、全体に統一感が生まれ、プロが撮ったようなおしゃれな写真に見せることができます。特にニューボーンフォトでは、やさしく落ち着いたトーンが好まれます。
まずおすすめしたいのは、「ベージュ系」「グレー系」「ホワイト系」のナチュラルカラー。これらの色は赤ちゃんの柔らかい肌の色にとてもなじみやすく、自然光と相性が良いため、写真全体がふんわりとした印象になります。背景やタオル、ブランケット、小物もできるだけ同じ系統の色で揃えると、まとまりが出て一気に完成度が上がります。
たとえば、「ホワイト×アイボリー×木目調」でまとめるとナチュラルで清潔感のある印象に。「グレー×ブルー×ホワイト」ならクールでモダンな雰囲気になります。女の子の撮影であれば、「ベージュ×ピンク×ホワイト」といった柔らかな配色も人気です。ビビッドカラーや原色は赤ちゃんの肌より目立ってしまうため、避けた方が無難です。
また、小物の色も重要です。たとえばクッションやぬいぐるみ、背景布などの小物類も同じトーンでまとめることで、視線が分散せず赤ちゃんが主役になります。色数をできるだけ3色以内に絞ると、写真に深みが出てプロっぽい仕上がりになります。
さらに、季節感を意識した配色もおすすめです。春なら桜色やパステルグリーン、秋ならブラウンやマスタードなど、自然に合わせた色を使うことで、より印象的な1枚に仕上がります。
色は写真の「雰囲気」を決める大切な要素。ほんの少し意識するだけで、ぐっと完成度が上がるので、撮影前に色の組み合わせをシミュレーションしてみるのがおすすめです。
小物使いで写真の完成度アップ!
ニューボーンフォトでは、赤ちゃんの魅力を引き立てる「小物」の使い方も重要な要素です。小さなアクセントを加えるだけで、シンプルな写真にストーリー性が生まれ、一気に「特別な1枚」に仕上がります。
定番の小物としては、おくるみ、ぬいぐるみ、名入りガーランド、花飾り、クラウン(王冠)、ベビーニット帽などがあります。赤ちゃんの雰囲気や家族の好みに合わせて小物を選ぶことで、その家庭らしさが表現され、記念写真としての価値も高まります。
たとえば、おくるみは赤ちゃんを包み込むだけでなく、背景と一体化する要素としても使えます。ふわっと包むとまるで繭のようなフォルムが生まれ、赤ちゃんの小ささや守られる感じが強調されます。また、ブランケットやタオルを立体的に折ったり、丸く囲んでレイアウトすると、写真に奥行きが出ます。
ぬいぐるみはサイズ感に注意しましょう。大きすぎると赤ちゃんが目立たなくなってしまうので、赤ちゃんの手に乗るくらいの小さめサイズがベストです。お気に入りのキャラクターや、家族の思い出の品を使うと、後で見返したときにその瞬間の思い出がよみがえります。
また、季節感のある小物を使うのもおすすめです。春は花飾り、夏は貝殻やヒマワリ、秋は落ち葉やかぼちゃ、冬は毛糸の帽子やミニツリーなど、ほんの少し添えるだけで写真のテーマがぐっと明確になります。
小物は多用しすぎるとごちゃごちゃしてしまうため、あくまで「引き立て役」として使うのがポイントです。赤ちゃんの可愛さが主役になるように、色や配置を工夫しながらアクセントとして取り入れてみましょう。
SNS映えもばっちり!人気ママのアイデア紹介
実際にカゴなしで撮った写真事例
ニューボーンフォトといえば「カゴに入った赤ちゃん」というイメージが強いですが、実際にはカゴを使わずに撮影しても、驚くほど可愛くておしゃれな写真がたくさんあります。最近ではSNS上で「#ニューボーンフォト自宅撮影」や「#カゴなしニューボーン」などのハッシュタグを使って、他のママたちのアイデアや工夫を見ることができます。
たとえば、インスタグラムで人気のママたちは、白い布団の上に薄手のブランケットやガーゼケットを重ねて、そこに赤ちゃんを優しく寝かせるだけというシンプルな構図で撮影しています。そこに手編みの帽子や小さなぬいぐるみを添えるだけで、まるでスタジオで撮ったような仕上がりになるのです。
また、カゴの代わりにクッションを円形に配置して囲んだり、枕を使って赤ちゃんの頭を少し高くすることで立体感を出している事例も多数見られます。中には、ラグマットの上に薄いマットレスを敷き、その上におくるみで巻いた赤ちゃんを寝かせるというアイデアも。カメラは真上から撮るだけで、統一感のある素敵な1枚になります。
カゴがないことで逆に自由度が増し、自宅のテイストに合わせた写真が撮れるというメリットもあります。木目調の床や観葉植物などと組み合わせると、まるでインテリア雑誌のような一枚に。背景布や小物を工夫することで、どんな場所でも「撮影スポット」になります。
つまり、カゴがないからといって諦める必要はまったくありません。実際の事例から学ぶことで、自宅にあるものだけで十分にSNS映えする写真を撮ることが可能です。
人気インスタグラマーが使う代用グッズとは
フォトジェニックな育児ライフを発信している人気インスタグラマーたちは、プロのカメラマン顔負けの撮影テクニックとアイデアを日々発信しています。特に注目されているのが、「カゴを使わずに雰囲気を出す」ための代用グッズ。実は意外と身近なアイテムばかりなのです。
まずよく見かけるのが、IKEAや無印良品の収納ボックス。特にナチュラルウッドや布張りのボックスは、シンプルでおしゃれなうえ赤ちゃんの肌にも優しい素材が使われているため安心。中にクッションやバスタオルを詰めることで、ふんわりとした見た目に仕上がります。
また、**ラウンドクッション(ドーナツクッション)**も人気アイテムのひとつ。赤ちゃんを真ん中に寝かせるだけで自然な「包まれ感」が生まれ、カメラを上から構えるだけで可愛らしい雰囲気に。中にはクッションにレース布や薄手のブランケットをかぶせて、さらに柔らかい雰囲気を演出している人もいます。
ニトリや100均のフェルトボックスも見逃せません。これらは軽量で持ち運びしやすく、丸型や楕円型のものを選ぶとカゴに近い形を再現できます。中に敷く素材次第で雰囲気はガラッと変わるので、色味や素材感を工夫するのがポイントです。
さらに、インスタで話題になっているのがベビーフォト用の月齢ボードやネームタペストリー。これらを背景に入れるだけで、ぐっとSNS映えする仕上がりになります。特別な加工をしなくても、おしゃれな構図と情報が伝わる写真になるので、他のママたちからも「いいね」が付きやすい傾向があります。
人気インスタグラマーたちは、高価なアイテムよりも「構図とセンス」を重視していることが多く、参考にしやすいのが魅力です。手軽に真似できるアイデアを取り入れて、自分らしい1枚を撮影してみましょう。
DIYで作るニューボーンフォト用背景布
プロに頼まなくても、自宅で簡単にスタジオのような雰囲気が出せるのが「背景布(バックドロップ)」の工夫です。実はこの背景布、ちょっとしたDIYで十分かわいくおしゃれに作ることができます。必要な材料は、家にあるカーテン、シーツ、ブランケットなど。これらを工夫して背景として使えば、写真の完成度がグッと上がります。
まず基本となるのは、「シンプルな単色の布」。白やベージュ、淡いグレーなどのナチュラルカラーは赤ちゃんの肌色を引き立て、やさしい雰囲気に仕上げてくれます。大きめの布を壁に画鋲で留めたり、カーテンレールに引っかけたりすれば、手軽に背景布として使用できます。
もっと世界観を作り込みたい方には、布にちょっとした装飾を加えるDIYもおすすめです。たとえば、布の上部にレースを縫い付けたり、ドライフラワーを軽くテープで貼ったりするだけでも雰囲気が一気に華やかになります。月齢カードや名前ガーランドを合わせて配置すれば、記念感のある1枚に仕上がります。
最近では「マクラメタペストリー」や「布製の月と星の飾り」などを使って、ちょっとした背景の演出を楽しむママも増えています。これらは手作りキットとして販売されているものもあるので、100均やネット通販で材料を揃えて作ることもできます。さらにこだわりたい場合は、背景布の上からライトを当てることで影の出方に工夫を加え、立体感を出す方法もあります。
DIY背景布のメリットは、コストを抑えながら自分好みにカスタマイズできること。撮影後も壁に飾ってインテリアとして楽しめるのも嬉しいポイントです。特別な道具がなくても、お家にあるものと少しの工夫で、赤ちゃんの魅力を最大限に引き出す背景が作れるのです。
季節感を出すナチュラルなアイデア
ニューボーンフォトをもっと印象的にしたいなら、「季節感」を取り入れるのがとても効果的です。四季のある日本だからこそ、それぞれの季節に合わせたアイテムやカラーを使うことで、その時期だけの特別な1枚に仕上がります。しかも、わざわざ高価な小物を用意しなくても、季節感は意外と簡単に表現できます。
たとえば【春】は、桜の造花やパステルカラーのガーゼケットを使ったコーディネートが人気。背景に淡いピンクの布を使い、小さな造花を散りばめるだけで、優しくて温かみのある春らしい写真になります。【夏】は、ヒマワリの造花やマリンテイストの小物を使って、爽やかで元気な印象に。白×ブルー系のカラーでまとめると、涼しげで季節感が一気に出ます。
【秋】は、オレンジ・ブラウン系の小物が大活躍。どんぐり、落ち葉、ミニかぼちゃなどを周囲に配置するだけで、温もりを感じる秋の一枚に早変わりします。【冬】は、毛糸の帽子や雪の結晶モチーフ、ミニツリーやライトガーランドを使うと、クリスマスやお正月を感じさせる雰囲気に仕上がります。背景布をホワイト系でまとめると、雪景色のような印象を演出できます。
また、季節にちなんだ「行事」もテーマとして使えます。端午の節句やひな祭り、ハロウィン、クリスマスなど、イベントに合わせた衣装や小物を使えば、家族の年中行事としても素敵な思い出になります。
ナチュラルな季節感を出すには、カラーコーディネートが重要です。背景、衣装、小物をできるだけ同系色や補色で揃えると統一感が出ます。シーズンごとのテーマを少しだけ意識するだけで、他にはない個性的で温かみのあるニューボーンフォトが完成します。
100均アイテムを駆使したアイデア特集
「できるだけコストをかけずに、でも可愛く撮りたい!」という方におすすめなのが、100均アイテムを活用した撮影アイデア。最近の100円ショップは、セリアやダイソー、キャンドゥなど各店で高クオリティなおしゃれアイテムがそろっており、ニューボーンフォトにも大活躍してくれます。
たとえば、フェルト収納ボックスはカゴの代用品として定番人気。グレーやベージュなどナチュラルカラーも揃っており、中にタオルやブランケットを入れるだけで安全かつおしゃれな撮影ベッドに早変わりします。柔らかい素材なので赤ちゃんにも安心です。
造花やドライフラワーも豊富で、写真の背景や周囲の飾りとして使えます。たとえば、白いシーツの上にピンクの造花を散らしただけで春らしい演出に。ラベンダーやユーカリのフェイクグリーンは、ナチュラルな雰囲気づくりに最適です。
さらに、布小物や背景布として使える商品もあります。カーテン、ランチョンマット、タペストリー風の布などを広げて背景にすることで、ぐっとプロっぽい印象に。アイアンの文字飾りや木製のアルファベットパーツで赤ちゃんの名前を入れれば、記念感がアップします。
ほかにも、クラフト素材の月齢カード、小さなベビー帽子やヘアバンド、ラッピング用リボンをアレンジした装飾など、工夫次第でたくさんのアイデアが広がります。撮影に使った後は、思い出ボックスやアルバムのデコレーションに再利用できるのも嬉しいポイントです。
100均アイテムの魅力は、手軽さと自由度の高さ。限られた予算でも、ちょっとの工夫でSNS映えする本格的なニューボーンフォトが楽しめます。
撮影前に準備しておくべきことリスト
必要な小道具チェックリスト
ニューボーンフォトを自宅で安全かつスムーズに撮るためには、あらかじめ必要なアイテムを準備しておくことがとても大切です。撮影中に「アレが足りない!」「準備しておけばよかった…」と慌てることがないように、チェックリスト形式で事前に用意することをおすすめします。
まずは赤ちゃんのための必須アイテムから:
- 清潔なバスタオル、ブランケット(2〜3枚)
- おくるみやガーゼケット
- ミルクや授乳ケープ(授乳タイムをはさむ場合)
- おむつ替えセット(予備のおむつ・おしりふき)
- 授乳後の吐き戻し用タオル
次に、撮影用の小道具類として:
- カゴの代わりになるアイテム(クッション、ボックスなど)
- 背景に使う布やカーテン、レース素材など
- 赤ちゃんの名前や月齢が分かる飾り(名前カードやガーランド)
- 小物類(ぬいぐるみ、花、クラウン、ヘアバンドなど)
- 撮影用スマホまたはカメラ、三脚(あると便利)
さらに、快適な環境づくりに必要なものとして:
- 室温調整のためのエアコンまたはヒーター
- 自然光が入る窓際 or 間接照明
- 家族の待機スペース(兄姉がいる場合)
すべてを完璧に揃える必要はありませんが、最低限「清潔な敷物」「赤ちゃんが落ち着ける空間」「安全性を保つためのクッション性」があれば安心です。特に布系のアイテムは、念のため洗濯・乾燥しておくことをおすすめします。柔軟剤の香りが強いと赤ちゃんが不快に感じることもあるので、無香料や赤ちゃん専用洗剤の使用がベストです。
撮影が始まってから中断することなくスムーズに進めるためにも、撮影日の前日にチェックリストを確認しながらひとつひとつ用意しておくのが成功のカギです。
撮影時間とタイミングのベストは?
ニューボーンフォトは「いつ撮るか」も仕上がりに大きく関係します。赤ちゃんは一日を通して眠ったり泣いたりのサイクルを繰り返していますが、撮影に最も向いているのは「お腹が満たされていて、なおかつ眠気があるタイミング」です。つまり、授乳後すぐの時間帯がベストです。
撮影のベストな時期は、一般的には生後7日〜14日以内とされています。理由は、この時期の赤ちゃんは「胎内の丸まり癖」が残っていて、自然と手足を引き寄せるポーズができるからです。また、寝ている時間も長く、静かに撮影が進めやすい時期でもあります。
1日の中でおすすめの時間帯は、午前中の10時〜12時ごろ。この時間は赤ちゃんが比較的機嫌がよく、室内にも自然光が入るため、ライティングも綺麗に決まりやすいのがポイントです。午後になると赤ちゃんがぐずったり、日差しが強すぎたりして逆に撮影しづらくなることもあります。
ただし、赤ちゃんの生活リズムは個人差があるので、普段の様子を観察して「寝つきが良い時間」「ご機嫌な時間」を見極めて撮影に挑むのが成功の秘訣です。前日は赤ちゃんを無理に起こしたりせず、リラックスして過ごさせるようにしましょう。
また、撮影自体には30分〜1時間程度を目安に考え、途中で赤ちゃんが泣いたりおむつ替えが必要になった場合にも備えて、ゆとりを持ったスケジュールを組んでおくことが大切です。長時間になると赤ちゃんも疲れてしまうので、サクッと集中して撮影するのが理想です。
赤ちゃんの機嫌が良い時間帯とは
ニューボーンフォトを成功させるうえで大きな鍵となるのが、赤ちゃんのご機嫌な時間帯を見極めることです。新生児はまだ生活リズムが整っていないため、いつ泣くか・寝るか・機嫌が良いかを予測するのは難しいものですが、実は「比較的ご機嫌である確率が高い時間帯」が存在します。
それが授乳後〜入眠までのタイミングです。お腹が満たされると赤ちゃんは満足してリラックスした状態になります。特に新生児期は、授乳後にそのまま眠ってしまうことも多く、このウトウトした時間帯こそがシャッターチャンス。眠っていれば多少のポージングにも耐えてくれやすく、静かで穏やかな表情も撮りやすくなります。
逆に避けたほうがいいのは、空腹時や起きたばかりの時間帯。このタイミングは不安定になりやすく、泣いてしまう確率が高くなります。あらかじめ授乳のスケジュールを見ながら「この時間に眠りに入るな」と予想して、その前にセッティングを済ませておくとスムーズです。
また、室温や服の状態でも機嫌が変わります。赤ちゃんが寒かったり、着ているおくるみが肌に合わなかったりすると、すぐに不快を感じて泣いてしまうことがあります。服の素材はやさしいコットンやガーゼなど、肌に優しい素材を選び、赤ちゃんの手足が冷たくないかも都度確認しましょう。
赤ちゃんの機嫌を保つためには、撮影の最中も「赤ちゃんのペースに合わせる」ことが一番です。無理にポーズを取らせようとしたり、大人の都合で進めるとストレスになります。泣き出したら一度休憩して、落ち着いたら再開するなど、臨機応変な対応が大切です。
室温や環境を整えるポイント
ニューボーンフォトを快適に撮影するためには、**赤ちゃんが安心できる「室温」と「環境」**の調整が不可欠です。新生児は体温調整機能が未熟で、少しの寒さや暑さでも体に負担がかかるため、温度や湿度をしっかり管理しておくことが大切です。
理想的な室温は23〜26度前後。特におくるみや布を脱がせて肌を見せるような写真を撮る場合は、赤ちゃんが寒さを感じないように、室温はやや高めに設定しておくのがポイントです。また、撮影中は赤ちゃんがじっとしている時間が長くなるため、大人がちょっと暑いと感じるくらいが赤ちゃんにとってちょうど良い温度とも言われています。
湿度も重要です。50〜60%前後の適度な湿度を保つことで、赤ちゃんの肌や喉の乾燥を防ぐことができます。乾燥しているときは加湿器を使ったり、濡れタオルを干して湿度を上げると簡単に調整できます。
環境面では、まず照明に注意しましょう。直射日光は避け、カーテン越しの柔らかい自然光や、間接照明を使って明るさを整えると赤ちゃんも落ち着きます。撮影用ライトを使う場合は、まぶしくないように必ずレフ板や布で拡散させてください。
また、周囲の音やにおいにも配慮が必要です。赤ちゃんは聴覚が敏感なので、大きな音やテレビの音、スマホの通知音などもストレスになります。静かな環境を作り、柔らかい音楽などを流すのも効果的です。においも敏感に感じ取るため、香水や柔軟剤の強い香りは控えめにしましょう。
赤ちゃんが「快適」だと感じる環境を作ることで、撮影はぐっとスムーズに進みます。可愛い表情を引き出すには、心地よい空間づくりが第一歩です。
撮った後の編集・加工も忘れずに!
撮影が終わったら、それで完了…ではありません!実は編集や加工をすることで、写真の完成度をもう一段階アップさせることができるのです。特にスマホで撮影した写真は、あとから明るさや色味を調整するだけでも見違えるほど綺麗に仕上がります。
まず、無料で使えるスマホアプリを活用しましょう。たとえば「Lightroom」「Snapseed」「Foodie」などは使いやすく、自然な加工ができると人気です。これらのアプリでは、以下のような調整が可能です:
- 明るさ(露出)を上げてふんわり感を出す
- 彩度や色温度を調整してナチュラルな色合いに
- シャドウやハイライトを調整して立体感をアップ
- 背景のごちゃつきが気になる場合はトリミングでカット
加工する際は、赤ちゃんの肌の色を不自然に変えないように注意してください。やりすぎると「加工っぽさ」が出てしまい、せっかくの自然な雰囲気が台無しになってしまいます。あくまで「やわらかさ」と「明るさ」を引き立てるための補助的な加工が理想です。
また、モノクロ加工やセピア加工を活用すると、クラシカルな雰囲気に仕上がってとても印象的な写真になります。名前や日付を入れる文字入れ機能を使って記録写真として保存しておくのもおすすめです。
撮った写真は、SNSにアップするだけでなく、フォトブックやカレンダー、記念アルバムなどに活用するのも素敵な思い出になります。最近ではネットで注文できるフォトブック作成サービスも豊富なので、お気に入りの写真を選んで一冊にまとめてみるのもいいですね。
撮影後の編集・加工は、写真に「仕上げの魔法」をかけるようなもの。ほんのひと手間で、写真は一気に作品へと生まれ変わります。
まとめ:カゴがなくても、想いはしっかり写真に残せる
ニューボーンフォトといえば「カゴ」が定番と思いがちですが、実際にはカゴがなくても、家にあるもので十分かわいく、おしゃれに撮影することができます。
今回の記事では、安全性を第一にしながら、バスタオルやクッション、収納ボックス、スーツケースなど、さまざまな代用品を活用する方法をご紹介しました。
また、光の使い方やカラーコーディネート、小物の取り入れ方など、写真全体の印象をグッと高める工夫も解説しました。
SNSで人気のママたちのアイデアや、100均アイテムを使った実例、DIYで背景を作る方法など、すぐに実践できる内容ばかりです。
大切なのは、「赤ちゃんの安全と快適さ」を一番に考えること。そして、特別なアイテムがなくても、赤ちゃんへの想いを写真にしっかりと映し出すこと。
今しかないこの瞬間を、あなたらしい方法で、心に残る形にしてみてください。