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お盆でもすいてる!関東近郊の隠れ観光地をジャンル別に紹介

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お盆休み、どこへ行っても人がいっぱいで疲れてしまう……そんな経験、ありませんか?
でも実は、関東にも「こんなところが空いてるの?」と驚くような穴場スポットがまだまだ存在します。山、川、温泉街、図書館、離島……混雑とは無縁で、しかもリフレッシュできる場所ばかり。この記事では、お盆の時期でもゆったり過ごせる関東の静かなおすすめスポットを厳選してご紹介します。人混みを避けて、心も体も休まる旅を楽しみたい人は、ぜひチェックしてみてください!

Contents

自然の中でのんびり過ごせる静かな場所

都心から2時間以内の穴場の山エリア

お盆の時期に自然の中でリフレッシュしたいけれど、渋滞や人混みは避けたい。そんな人にぴったりなのが、都心から2時間以内でアクセスできる山の穴場エリアです。例えば、埼玉県の奥武蔵(おくむさし)エリアは、飯能市や名栗(なぐり)を中心に自然豊かな山々が広がり、観光地化されすぎていないため、お盆でも人が少なく静かに過ごせます。

名栗湖周辺には無料の駐車場や川沿いの遊歩道が整備されており、散歩や森林浴に最適です。軽いハイキングを楽しんだ後は、近くの温泉施設「さわらびの湯」で汗を流すのもおすすめ。また、飯能駅からバスでアクセス可能なので車がなくても行きやすいのが魅力です。

同様に、神奈川県の丹沢エリアもおすすめ。大山や塔ノ岳周辺はメジャーなルートを外せば、比較的すいている登山道も多く、静かな山時間を楽しめます。朝早く出発すれば日帰りも可能で、昼過ぎには下山できるので、暑さのピークを避けられます。

都心から離れすぎず、それでいて静けさと自然を感じられる場所。そんなバランスがとれた山エリアを選べば、お盆でも快適なアウトドアを楽しむことができます。

地元民しか知らない静かな湖・川遊びスポット

お盆シーズンのレジャーで特に人気が高まるのが水辺ですが、有名な湖や川はどこも混雑必至です。そこでおすすめなのが、観光客にはあまり知られていない、地元の人がひっそりと楽しんでいる湖や川のスポットです。

例えば、千葉県君津市の亀山湖周辺は、キャンプ場や貸しボートが整備されているにもかかわらず、大きな観光開発が進んでいないため、落ち着いた雰囲気が保たれています。湖畔でピクニックをしたり、釣りを楽しんだりと、ゆったり過ごせるのが魅力です。

もうひとつの穴場は、群馬県の神流川(かんながわ)。清流として知られ、上流域では川遊びや釣りが楽しめる場所がありますが、混雑とは無縁。水も非常に澄んでいて、子ども連れでも安心して遊べます。現地の人しか来ないエリアも多いため、まるでプライベート感覚で自然を味わうことができます。

川辺で遊んだり、湖畔で静かに本を読んだり。都会の喧騒から離れ、せせらぎや鳥の声に包まれるような時間は、まさに心のリセットにぴったりです。

空いている森林浴やハイキングコース

森林浴や軽めのハイキングを楽しむなら、人が集中しがちな有名登山スポットではなく、地元に根づいた自然公園や里山が狙い目です。たとえば、東京都内にも関わらず比較的人が少ないのが「高尾山の裏ルート」や「小仏城山(こぼとけしろやま)」といったエリア。特に裏高尾と呼ばれるエリアは、観光客でにぎわう1号路から外れたルートなので、静かに歩けます。

また、千葉県市原市の「養老渓谷」は、渓流沿いに遊歩道が整備されており、アップダウンが少なく家族連れにも人気ですが、広いため混雑を感じにくいのが特徴です。森林に囲まれて涼しく、滝や岩場など自然の変化に富んでいて、歩いていて飽きません。

神奈川県の「震生湖(しんせいこ)」周辺もおすすめ。小さな湖ながら、整備された森の遊歩道があり、野鳥観察や読書にも向いています。地元の散歩コースとして使われているだけなので、観光地のような混雑とは無縁です。

静かに歩きながら自然を感じ、気がつけば心も体もすっきりしている。そんな癒しの時間を味わえる森林浴コースは、お盆の隠れた楽しみ方のひとつです。

人が少ない海辺や浜辺のスポット

夏といえば海を思い浮かべる方も多いと思いますが、湘南や九十九里のような人気エリアはどこも人だらけ。そこで注目したいのが、ローカル感あふれる小さな海岸や、駅から少し離れた静かな浜辺です。

例えば、神奈川県の三浦半島にある「荒崎海岸」や「黒崎の鼻」は、観光バスも来ないため、ひっそりとした雰囲気を楽しめるスポットです。磯遊びや岩場の散策ができ、海水浴というより自然を感じながら海を楽しむスタイルに向いています。

千葉県の南房総にも穴場が多数あります。館山市の「波左間海岸」や「沖ノ島公園」などは、アクセスがやや不便な分、混雑が少なくのんびりできます。さらに地元の漁港でとれたての魚を味わえる食堂もあり、旅気分も高まります。

静かな浜辺で波の音を聞きながら過ごす時間は、リゾート気分も味わえて贅沢そのもの。混雑を避けつつ、心も体もリフレッシュできる場所を選びましょう。

涼しくて静かな高原エリア

暑いお盆シーズンにぴったりなのが、標高の高い涼しい高原エリアです。有名どころは混み合いますが、長野や群馬の一部には、意外と知られていない静かな高原があります。

例えば、群馬県嬬恋村の「バラギ高原」周辺は、キャベツ畑が広がるのどかな風景に囲まれ、観光地としての派手さはないものの、静かで清涼感たっぷり。ペンションやロッジもあり、家族やカップルでのんびり滞在できます。

長野県の「開田高原」もおすすめ。御嶽山を望む自然豊かな高原地帯で、夏でも気温は20度台と快適。観光バスがほとんど来ないため、空気のきれいな穴場です。高原の牧場でジェラートを食べたり、木陰で昼寝をしたり、日常のストレスを忘れる時間が過ごせます。

涼しさと静けさが同時に味わえる高原エリアは、夏の混雑を避けたい人にとってまさに理想の場所。ゆっくり自然と向き合える、上質な時間を楽しんでみてはいかがでしょうか。

都会の中でも意外と空いてる快適スポット

お盆中のビジネス街の公園やカフェ

お盆休み中、意外と狙い目なのが都内や横浜などのビジネス街です。普段は通勤客でにぎわうエリアも、お盆になると会社が休みになり、人通りが一気に減ります。そんなビジネス街には、意外なほど静かで快適な公園やカフェが点在しています。

たとえば東京・丸の内周辺。平日はオフィスワーカーで混み合っていますが、お盆期間中は驚くほど空いています。皇居周辺の和田倉噴水公園や丸の内仲通りのベンチエリアは、緑が多くて風通しも良く、ゆっくり読書をするのにぴったりです。近くのカフェも空席が目立ち、冷たいドリンク片手に静かな時間を過ごせます。

同様に、虎ノ門ヒルズや汐留周辺も、お盆中は休業する企業が多いため、飲食店やラウンジが落ち着いた雰囲気に。駅直結のカフェや屋上テラスも狙い目です。特に高層ビルの中にあるカフェは、涼しい室内で都会の景色を一望できるため、穴場感もあります。

さらに横浜・みなとみらい地区も、観光エリアから少し外れたビジネス棟や展示場周辺は静かです。広い芝生がある臨港パークなどでは、海風を感じながらくつろげます。夕方から夜にかけては、美しい夕焼けや夜景も楽しめて、一日中いても飽きません。

ビジネス街=平日しか使えない場所、というイメージを覆すこの過ごし方。お盆の都市型リフレッシュに、ぜひ取り入れてみてください。

空いている美術館・博物館まとめ

夏休みといえば自由研究や家族連れのイメージがある美術館や博物館ですが、実はお盆期間中は訪れる人が意外と少なくなる施設もあります。特に都内のビジネス街や郊外にある施設は穴場となっており、静かにアートや歴史に触れるチャンスです。

おすすめのひとつが「東京国立近代美術館」。皇居のすぐそばにありながら、お盆期間は空いている日も多く、ゆったりと作品を鑑賞できます。常設展示はもちろん、企画展も充実しており、ひとりでもカップルでも楽しめる空間です。

また、文京区にある「印刷博物館」は、アクセスがやや複雑なため観光客が少なく、静かに楽しめるスポットです。紙の歴史や印刷技術の展示に加え、実際に印刷を体験できるコーナーもあり、学びと体験が両立できます。

神奈川県なら「横須賀美術館」がおすすめ。海を望む絶景ロケーションにあるため、館内だけでなく屋上の展望台やカフェも楽しめます。周辺は混雑とは無縁で、まるでリゾートにいるかのような気分になれるでしょう。

これらの施設は、空調がしっかり効いていて、日差しの強い夏でも快適に過ごせるのも大きな魅力。混雑を避けて知的な時間を楽しみたい人にとって、お盆の美術館巡りはとてもおすすめです。

涼しくて静かな図書館・読書施設

暑い日差しを避けて静かに過ごすなら、図書館や読書スペースが最適です。特にお盆期間中は、学生や会社員が帰省していることもあり、図書館が意外と空いています。静かな空間で涼しく、ゆったりと読書や調べものができるのは大きな魅力です。

都内でおすすめなのは「国立国会図書館・東京本館」。圧倒的な蔵書数を誇り、利用者も分散しているため、混雑を感じにくい施設です。静寂の中で集中して読書や勉強ができるので、ひとり時間を大切にしたい人にはぴったりです。

港区の「みなと図書館」や、渋谷区の「こもれび大和田図書館」も、おしゃれで居心地のよい施設として人気ですが、お盆中は利用者が少なく、穴場になります。ゆったりとしたソファ席や、カフェのような読書スペースがあるのもポイントです。

また、最近では「ブックカフェ」や「読書ホテル」も注目されています。例えば高円寺にある「BOOK AND BED TOKYO」は、泊まれる本屋として知られており、昼間のカフェタイムにも利用できます。本に囲まれて昼寝をしたり、じっくり読み込んだりと、自分のペースで過ごせるのが魅力です。

夏の暑さと混雑を避けつつ、心の栄養もたっぷりチャージできる場所。それが、図書館や読書施設の魅力です。

実は穴場の都内展望台・夜景スポット

夜のお出かけを検討している人にとって、展望台や夜景スポットは人気ですが、実はお盆の夜は意外と空いている場所も多くあります。特に都内や近郊の有名スポットでも、タイミングさえ合えば混雑を避けて楽しめるチャンスです。

たとえば「文京シビックセンター」の展望ラウンジは、無料で入れる上に東京ドームやスカイツリーの夜景を一望できるスポット。意外と知られていないため、比較的空いていて、落ち着いて過ごせます。

「東京都庁展望室」も有名ですが、海外観光客が減っている日や夜間の時間帯を狙えば、静かに景色を楽しめます。しかも無料で開放されており、コストパフォーマンスも抜群です。

また、川崎や大田区の「多摩川河川敷」や「大井ふ頭中央海浜公園」などの水辺も、夜になると美しい夜景とともに涼しい風を感じられる穴場スポットになります。人が多くないので、散歩をしながら星空や夜の街並みをゆっくり楽しむことができます。

静かに東京の夜を楽しむなら、有料の展望台よりも、こうした地元密着の無料スポットを選ぶのもおすすめです。

シティホテルのラウンジでのんびり過ごす

お盆の期間中は、観光地のホテルは混雑しやすいですが、都市部のビジネスホテルやシティホテルのラウンジは、意外にも静かで落ち着いた空間になっています。宿泊しなくてもカフェ利用ができるラウンジも多く、ちょっと贅沢な時間を過ごしたいときに最適です。

たとえば「ホテルニューオータニ東京」のガーデンラウンジでは、美しい日本庭園を眺めながら食事やドリンクが楽しめます。都心とは思えない静けさと緑の癒しに包まれ、まるで別世界に来たかのような心地よさです。

「ザ・プリンス パークタワー東京」や「セルリアンタワー東急ホテル」など、比較的観光客が少ないホテルも狙い目です。お盆時期は宿泊予約が減るため、ラウンジの席も取りやすく、ソファ席でのんびりくつろげます。

また、最近ではワーケーションプランを提供するホテルも増えており、静かな空間でパソコン作業をしたい人にも向いています。コーヒーを片手に、景色を見ながら一息つく時間は、心と体のリフレッシュにぴったりです。

特別なアクティビティは必要ないけれど、少し贅沢な空間で静かに過ごしたい。そんな願いを叶えてくれるのが、シティホテルのラウンジです。

子どもと行ける穴場のお出かけ先

小規模な動物園・ふれあい施設

お盆に子どもをどこかへ連れて行きたいけれど、人気の動物園は混雑が心配。そんなときは、大規模ではなく地域に根ざした小さな動物園やふれあい施設が狙い目です。規模は小さくても動物との距離が近く、子どもが喜ぶポイントがたくさんあります。

たとえば東京都町田市にある「町田リス園」は、広くはないものの、放し飼いのリスと直接ふれあえる貴重な施設です。お盆の期間も比較的すいており、リスに餌をあげたり写真を撮ったりと、のんびり楽しめます。大混雑がないため、親も子どももストレスなく過ごせるのが魅力です。

埼玉県の「東松山ぼたん通りミニ動物園」や、「アニタッチ みなとみらい」など、商業施設の中にあるふれあい動物コーナーもおすすめです。モルモットやウサギ、ヤギなどとふれあえるだけでなく、屋内で空調が効いているため、猛暑の日にも安心して遊べます。

こうした施設は入場料がリーズナブルで、滞在時間が短くても満足感が得られるのもポイント。短時間の外出や、ちょっとしたお出かけ先を探している家族にぴったりです。

混雑を避けつつ、動物たちと触れあえる体験は、子どもの夏休みの思い出づくりにも最適です。大きな施設でなくても、工夫次第で楽しい時間は作れます。

混まない水遊びができる公園や広場

夏のお出かけで子どもが一番楽しみにしているのが水遊び。でも大きなプールや人気の水上公園は、チケット制でも混雑必至です。そんなときには、混まない水遊びスポットとして、地元密着の公園や広場がおすすめです。

たとえば東京都北区の「飛鳥山公園」や「石神井公園」など、一部に水辺のエリアが整備された公園では、浅い小川や噴水を使って遊ぶことができます。こういった公園は観光地ではないため、近所の子どもたちが中心で、混雑しても長時間並ぶようなことはありません。

埼玉県川口市の「グリーンセンター」や、千葉市の「青葉の森公園」なども、水遊びエリアがある穴場です。小さな流れや人工のせせらぎが用意されており、親が見守りながら安心して遊ばせることができます。広い芝生や木陰もあり、お弁当を持っていけば一日中過ごすことも可能です。

水遊びができる公園の多くは無料または低料金で利用でき、気軽にアクセスしやすいのも魅力。さらに早朝や夕方などの時間帯を狙えば、よりすいていて快適に過ごせます。

お金もかからず、混雑も避けられて、子どもが大満足できる水遊びスポット。夏ならではの遊びを、お盆の静かな場所で楽しんでみてはいかがでしょうか。

予約制で空いている体験施設・工場見学

子どもに楽しいだけでなく、学びの体験もさせたい。そんなときにおすすめなのが、事前予約制で混雑をコントロールしている体験施設や工場見学です。人数制限があることで静かに過ごせる上、待ち時間もほとんどないため、お盆でも快適に楽しめます。

たとえば東京都板橋区の「グリコピア・イースト」では、お菓子の製造工程をガラス越しに見学でき、子ども向けのクイズや展示も充実しています。完全予約制なので、入場者が制限されており、ゆったりと見て回れるのが魅力です。

また、神奈川県厚木市にある「雪印メグミルク 海老名工場」もおすすめ。牛乳やヨーグルトの製造過程を学びながら、最後にはお土産や試飲ができる楽しみもあります。こちらも事前予約制で、団体ではなく個人でも参加できるコースがあります。

そのほか、食品以外でも「JAXA筑波宇宙センター」や「日産グローバル本社ギャラリー」なども、予約または混雑を避けた時間帯で見学できる場所です。普段見られない裏側を知ることができる貴重な機会は、子どもにとって大きな刺激になります。

体験型の施設は、遊びながら学べるのが最大の魅力。お盆中も予約の枠さえ押さえれば、ゆっくり楽しめる穴場です。

ローカルなミニ遊園地・プレイランド

大きなテーマパークは魅力的だけど、混雑や待ち時間を考えると気が進まない。そんなときは、地域にあるミニ遊園地やプレイランドを選ぶのが正解です。アトラクション数は少ないかもしれませんが、混雑が少なく子どもがのびのび遊べる場所がたくさんあります。

東京・練馬区の「としまえん」が閉園して以降、その跡地に誕生した「としまえんプレイパーク」では、小さな子向けの遊具や水遊びエリアが用意されており、入場者数を制限しているため、比較的空いています。

神奈川県厚木市の「厚木こどもの森公園」に併設された遊具エリアや、埼玉県行田市の「古代蓮の里プレイランド」も、地元の家族連れが中心のため、観光客の大行列とは無縁です。チケットも安価で、短時間の滞在にも向いています。

また、イオンモールやショッピングモール内にあるプレイランドや室内アスレチックも、時間制限があることで混雑を感じにくいのがポイントです。食事や買い物も一緒に済ませられるため、1日で完結するお出かけにもぴったりです。

有名な施設ではなくても、子どもにとっては遊べることが何より楽しい時間。気軽に行けて、混雑もないローカル遊園地を活用して、お盆を楽しく乗り切りましょう。

クーラー完備の室内遊び場・キッズカフェ

猛暑の日でも安心して子どもを遊ばせたいなら、屋内型の遊び場やキッズカフェがおすすめです。最近は空調が整った清潔な施設が増えており、施設の規模や内容も年々充実しています。しかも、お盆時期は帰省や旅行で外出する家庭が多いため、意外と空いている日も多いです。

東京都多摩市の「こどもーる多摩センター」や、横浜市の「キドキド(ボーネルンド)」などは、0〜6歳の子ども向けに特化した室内遊び場で、安全性も高く、親も安心して見守ることができます。遊具の種類も多く、運動能力を育む工夫がされています。

キッズカフェでは、子どもが遊べるスペースとカフェが併設されているため、親は座ってゆっくりしながら、子どもが自由に遊ぶ姿を見守れます。たとえば「親子カフェ だんだん」や「カフェモグモグ」などが人気で、予約すれば確実に入れるため、混雑ストレスもありません。

室内施設は天候に左右されず、冷房が効いていて快適に過ごせるのも魅力。日差しの強い夏や急な雨の日でも予定を変えずに楽しめます。短時間でも満足度の高いお出かけになるので、ぜひ活用してみてください。

カップルや一人旅におすすめの静かな場所

レトロな町並みを歩ける穴場エリア

お盆休みに混雑を避けながら、どこか風情のある場所でのんびりしたい。そんなときにぴったりなのが、古い町並みが残るレトロなエリアです。有名な観光地ではなく、少しマイナーなスポットを選ぶことで、人の少ない静かな時間を楽しむことができます。

たとえば埼玉県川越市は「小江戸」として知られるエリアですが、あえてメイン通りではなく、一本裏の路地を歩いてみると、観光客がほとんどいない落ち着いた雰囲気に変わります。古民家カフェや雑貨屋が点在していて、静かに過ごせる穴場のスポットです。

また、群馬県桐生市の「本町通り商店街」は、昭和の香りが残るレトロな町並みが魅力です。人通りが少なく、のんびり写真を撮ったり、古書店や喫茶店に立ち寄ったりと、時間を忘れて歩けます。観光地化されすぎていないからこそ、本来の空気感をそのまま味わえるのが魅力です。

一人での散策にも最適で、気ままに歩いたり、気になった場所にふらっと入ったりできるのがレトロ町歩きの楽しさ。カップルなら、昔ながらの建物や道を一緒に楽しみながら、思い出に残る写真もたくさん撮れます。

静けさの中に、どこか懐かしさや温かさを感じられるレトロな町並み。お盆の人混みから離れて、心をゆるめる旅をしてみませんか。

静かに過ごせるおしゃれな温泉街

温泉旅行といえば冬のイメージが強いですが、実は夏の温泉も魅力的です。特にお盆時期は、有名温泉地以外の静かな温泉街を選ぶことで、落ち着いた雰囲気とリラックスした時間を楽しめます。

おすすめは、栃木県那須塩原市の「板室温泉」。那須高原の近くにありながら観光地化が進んでおらず、ひなびた温泉宿が点在する静かなエリアです。「下野の薬湯」とも呼ばれ、湯治場のような雰囲気が残っており、滞在型にもぴったりです。周辺には川や森林もあり、自然に囲まれて過ごす時間は格別です。

また、群馬県の「四万温泉」もおすすめです。知名度はありますが、宿泊施設が分散しているため、混雑をあまり感じずに済むのが特徴です。特に川沿いの静かな宿や、カフェが併設された温泉旅館もあり、カップルや一人旅にぴったりの雰囲気です。

温泉街には昔ながらの駄菓子屋や小さな足湯、地元食材を使った料理などがあり、歩くだけでも癒されます。日帰り温泉も豊富で、宿泊せずとも立ち寄り湯を楽しむことも可能です。

暑い時期だからこそ、温泉で汗を流し、エアコンの効いたお部屋でのんびり過ごす。そんな夏の温泉の楽しみ方は、お盆休みの穴場レジャーとしてとてもおすすめです。

人が少ないアート系スポット・ギャラリー

静かに芸術に触れたい、そんな方におすすめなのがアート系のスポットや小規模ギャラリーです。大きな展覧会や全国区の美術館ではなく、地域に根ざしたギャラリーやアートスペースなら、お盆でも混雑を避けてじっくり作品を鑑賞できます。

たとえば、東京都台東区の「谷中・根津・千駄木エリア(通称やねせん)」には、小さなギャラリーやアートカフェが点在しています。路地裏の古民家を改装したスペースでは、若手作家の作品展示やワークショップが開催されており、静かに芸術を味わえる雰囲気があります。

また、神奈川県葉山町にある「神奈川県立近代美術館・葉山館」は、海を望む絶好のロケーションにありながら、都心からのアクセスがやや不便なため、お盆でも混み合うことは少ないです。落ち着いた展示空間と、美術館併設のカフェでのんびり過ごす時間は、特別な一日になるでしょう。

都内であれば、清澄白河エリアのギャラリー巡りもおすすめです。ブルーボトルコーヒー本店の近くにはアートブック専門店や、現代アートの展示スペースが多く、静かで感性を刺激されるエリアです。

人混みのない空間で、じっくり作品に向き合える体験は、忙しい日常を忘れて感性を取り戻す時間になります。芸術の力で心が穏やかになる、そんなお盆の過ごし方も素敵です。

夕暮れがきれいなローカル駅&散歩道

特別な場所に行かなくても、夕暮れの時間にぴったりな散歩スポットは意外と身近にあります。人が少なくて景色がきれいなローカル駅周辺や散歩道は、お盆休みにゆったり過ごすには最適です。

たとえば、東京都あきる野市にあるJR五日市線の終点「武蔵五日市駅」周辺は、自然と里山の景色が広がるのどかな地域。駅から少し歩けば、川沿いや田園地帯の散策路があり、夏の夕暮れを楽しむことができます。遠くに山々が見え、夕焼けと重なる光景はとても幻想的です。

神奈川県の「江ノ電・稲村ヶ崎駅」も、地元民に愛される小さな駅。海に沈む夕日が見られるスポットとして有名ですが、駅の近くには静かなカフェやベンチのある公園があり、観光客の少ない時間帯を狙えば落ち着いた雰囲気で過ごせます。

千葉県市原市の「小湊鉄道」沿線もおすすめ。レトロな駅舎と田んぼが広がる風景が印象的で、写真好きの人にも人気です。特に「上総鶴舞駅」は、夕暮れ時の景色が映画のワンシーンのようで、静けさと郷愁を感じられる場所です。

何気ない夕方の時間が、特別なひとときに変わる。そんなローカル駅や散歩道を見つけて、お盆の一日を締めくくってみるのはいかがでしょうか。

のんびり過ごせる離島・フェリー旅

お盆の遠出に、人混みを避けつつちょっと特別な体験をしたい。そんな人にぴったりなのが、関東近郊の離島を訪れるフェリー旅です。飛行機を使わずに行けるため気軽で、しかも離島というだけで非日常感を味わえます。

東京都の伊豆諸島・大島は、竹芝桟橋からフェリーでアクセス可能。お盆のピークを外した平日や夜行便を利用すれば、混雑を避けて静かな旅が楽しめます。海沿いの散歩道や火山跡地の絶景、地元の温泉もあり、1泊でも充実した時間が過ごせます。

また、神奈川県横須賀市からフェリーで行ける「猿島」も穴場です。都心から日帰りで行ける無人島で、バーベキューや磯遊びができ、観光客が集中するタイミングをずらせば静かに自然を満喫できます。歴史的な建物やトンネル跡などもあり、探検気分で散策するのも楽しいです。

房総半島の先端、千葉県館山市からは「沖ノ島」へ渡ることもできます。干潮時には陸続きになる珍しい島で、透明度の高い海と豊かな自然が魅力。マリンアクティビティを楽しむ人もいますが、エリアが広いため人が分散し、落ち着いて過ごせます。

アクセスしやすく、でもちょっとした冒険気分が味わえる離島旅は、お盆休みの新しい選択肢になります。

本当に教えたくない!超マイナーな癒しスポット

県境近くの誰もいない絶景スポット

混雑知らずで美しい景色を独り占めしたい。そんな願いを叶えるのが、県境の山間部や奥地にある絶景スポットです。観光地として整備されていないためアクセスは少し大変ですが、その分、訪れる人が限られ、驚くほど静かで落ち着いた時間を過ごすことができます。

たとえば、群馬県と長野県の県境に位置する「毛無峠(けなしとうげ)」は、まるで別世界のような風景が広がる穴場スポットです。標高1800メートルを超えた場所にあり、夏でも涼しく、遠くに浅間山や北アルプスを見渡せます。観光バスなどが入れない道幅のため、訪れる人も少なく、自然の音しか聞こえない贅沢な時間を味わえます。

また、山梨県と静岡県の県境にある「本栖湖・竜ヶ岳」周辺もおすすめです。富士五湖の中では比較的マイナーな本栖湖のさらに奥にあり、透明度の高い湖面と富士山の美しいシルエットが堪能できます。キャンプ場もありますが、敷地が広いため混雑感はなく、朝夕の静けさは格別です。

こうした県境エリアは、わざわざ目的地にしないと通らない場所ばかり。その分、人の少なさと自然の豊かさが両立しており、非日常を求める人にとっては理想的なスポットです。

自分だけの絶景を見つける旅。ちょっとした冒険心がある人にこそ体験してほしいお盆の過ごし方です。

観光マップに載っていない神社・寺院

静かに心を整えたいとき、神社やお寺を訪れる人も多いですが、有名な場所では初詣のように混雑してしまうことも。そんなときにおすすめなのが、地元の人しか知らないような、小さな神社やお寺です。観光マップに載っていない分、訪れる人が少なく、落ち着いた雰囲気の中でゆっくりと過ごすことができます。

たとえば、東京都青梅市の「塩船観音寺」から少し離れた山道にある「龍泉寺」や「成木神社」は、観光バスも来ず、鳥の声や風の音だけが響く静寂の中にあります。境内に入ると自然と背筋が伸びるような空気が漂い、ただ座っているだけでも心が洗われるような感覚になります。

また、神奈川県秦野市の「白笹稲荷神社」も比較的知られていない神社のひとつ。山のふもとにひっそりとたたずんでおり、鳥居や石段の風情も魅力。地元の方が静かに参拝している姿が印象的で、騒がしい雰囲気とは無縁です。

こうした小さな寺社は、派手な装飾やイベントがなくても、その土地の空気を感じながら心を落ち着ける場所として貴重です。誰にも邪魔されずに自分と向き合える空間は、お盆という特別な時期にこそ訪れる価値があります。

静けさと自然、そして祈りの空間。その組み合わせが、何よりも深い癒しを与えてくれるでしょう。

季節限定で開放されるレアな場所

一年のうち、ほんの限られた期間だけしか入れない場所というのは、それだけで特別感があります。お盆の時期にたまたま開放されている、そんなレアなスポットを探して訪れてみるのも、思い出に残る過ごし方です。

たとえば、千葉県南房総市にある「鋸山(のこぎりやま)」の山頂展望台。普段は日中のみの開放ですが、お盆時期に合わせて早朝や夕方の特別開放が行われる年もあります。早朝の霧の中、切り立った岩肌から見る太平洋は、幻想的な雰囲気に包まれます。

また、埼玉県秩父市では、「三峯神社」の奥宮ルートが、夏季の一定期間のみ安全が確認されて開放されます。本殿からさらに山奥へ1時間以上歩く必要がありますが、その分、達成感と清涼感に満ちた特別な体験が待っています。途中の沢や苔むした小径は、まるで昔話の世界に迷い込んだような静けさです。

これらの場所は、基本的に事前の下調べが必要ですが、その手間をかける価値があるスポットです。訪れる人が少ないだけに、風景も空気も独り占めできるような気持ちになります。

普段は入れない場所に足を踏み入れるワクワク感と、そこで出会える風景の美しさ。お盆という特別な時間を、もっと特別なものにしてくれるはずです。

地元民にしか知られていない名水スポット

猛暑のお盆にこそ訪れたいのが、涼を感じられる名水スポット。観光パンフレットに載っていないような場所を探すと、驚くほど静かで澄んだ空間が広がっています。地元の人にだけ知られている水源地や湧き水のエリアは、夏にぴったりの癒しの場です。

たとえば、山梨県北杜市にある「三分一湧水(さんぶいちゆうすい)」は、観光地化されている八ヶ岳南麓にありながら、敷地が広く人が分散するため、静かに水辺を楽しめる穴場です。名水百選にも選ばれており、冷たい水に手を浸すだけで心が落ち着くのを感じられます。

もう少しマイナーな場所としては、栃木県日光市の「裏見の滝」近くにある名水スポットもおすすめ。滝の水音に包まれながら、湧き水を飲んだり、流れる水を眺めたり。自然そのものを感じられる、贅沢な時間が過ごせます。

また、神奈川県愛川町の「田代の水」なども、地元住民がポリタンクを持ってくるほどの人気。観光地とは言い難いですが、静かな森の中で、山から湧き出る水の美しさと冷たさを体験できます。

名水スポットには、派手さはありません。でも、都会の喧騒から離れて静かな時間を求める人にとって、これ以上ない癒しの空間となるでしょう。

SNS映えするけど実は空いている場所

SNSで写真を見ると「すごく混んでそう」と感じる場所でも、実際に行ってみると驚くほど空いていることがあります。そんな「見た目より空いてるスポット」は、お盆に訪れるにはもってこいです。静かな場所で、ゆったり写真を撮りながら過ごすのもまた楽しいものです。

たとえば、栃木県足利市の「足利フラワーパーク」。春の藤の花で有名ですが、夏は花の種類が変わり、訪れる人がぐっと減ります。ところが園内は手入れが行き届いていて、花と空と緑のコントラストが美しく、写真映えするスポットが豊富です。

東京都立川市の「国営昭和記念公園」も同様で、春や秋の行楽シーズンに比べて夏は比較的空いています。広い敷地に対して人の数が少ないため、広々とした景色や水辺を背景に、のびのびと撮影が楽しめます。

もうひとつは、千葉県館山市の「崖観音(がけかんのん)」。断崖絶壁に張り付くように建つ観音堂はインパクトがあり、写真映え抜群。でも実は、アクセスがやや不便で、観光客の数は限られているため、静かに過ごせる場所です。

人が多く見えても、実は撮影スポット以外は空いていたり、時間帯によってガラガラだったり。SNSのイメージに惑わされず、自分の目で確かめて楽しむのも旅の醍醐味です。

まとめ

お盆休みといえば、どこに行っても人が多く、移動だけで疲れてしまうこともありますよね。でも今回ご紹介したような関東圏の「すいてる穴場スポット」を知っていれば、人混みを避けて、静かで豊かな時間を過ごすことができます。

自然に囲まれてリラックスできる山や湖、誰もいないような静かな高原、涼しい室内で過ごせる図書館や読書スペース、地元の人しか知らない神社や湧き水スポットまで、関東にはまだまだ知られていない魅力的な場所がたくさんあります。

また、カップルや一人旅向けの落ち着いた温泉街や、夕暮れが美しいローカル駅、SNSでは話題でも実際はすいている場所など、工夫次第で混雑を避けて素敵な時間を過ごせるチャンスが広がっています。

お盆は人が多いから出かけたくない……そんなイメージを少し変えて、「すいてるからこそ楽しめる場所」を選んでみる。今年のお盆は、あえて人気スポットを外して、心からリフレッシュできる旅をしてみませんか?

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